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イラスト初心者に大切なこと

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イラストを描きはじめた、これから描いてみたいといういわゆるイラスト初心者の人がはじめに当たる壁はイメージ通りの描き方ができないことではないでしょうか?
イラストは一見簡単そうに見えるものでも実際に描いてみると同じように描けないことがよくありますし、最初の時点でうまくいかないので自分には才能がないと諦めてしまうケースも少なくありません。
それでは冒頭で挙げたような壁をイラスト初心者が乗り越えるためにはどんなことが必要なのでしょうか?

出典:Hidekiデッサン工房

出典:Hidekiデッサン工房

これはまず遠近法を知る学ぶことで、たとえば背景と人の距離感を出すために使われる技術に一点透視図法と二点透視図法という方法があります。
一点透視図法とは画面の中にひとつの点を描いてそこを中心として線を広げていく方法で、長い廊下や道路などを描くときに使われます。
この一点透視図法を使うことで立体感が生まれ、人物と一緒に描くと自然に存在する感じに仕上げられるでしょう。
次に二点透視図法は先ほど紹介した一点透視図法を応用したもので、これは2つの点を描いてそれぞれに線を広げていくことで建物など奥行きと長さを必要とする背景をうまく仕上げたいときに役立ちます。
この2つの方法は背景を描くときの基本となる技術なので、しっかり抑えておいてください。

出典:Hiidekiデッサン工房

出典:Hiidekiデッサン工房

またはじめはうまくいかないかもしれませんが、繰り返し描くことでイメージに近づいていきますので根気良く続けて自分のものにしてほしいと思います。
まずは一点透視図法と二点透視図法の2つを体得し、その後人物を描くほうがよりしっかりしたイラストが描けるようになるのではないでしょうか?

イラストの描き方 | 03月09日更新