目の描き方
人物を描くときに顔の印象は目で決まると言われるくらい重要なポイントで、イラストを描く人は必ず意識しているはずです。
目の描き方は非常にバリエーション豊富で、他のイラストやマンガを見てもひとつひとつ個性がありますがその個性を出しているのは目だと言っていいでしょう。
したがって顔の描き方の基本にある程度慣れてきたら次は目の描き方を学ぶのがおすすめで、これをマスターすることによってイラストを描く楽しさが飛躍的に上昇するはずです。
まず目を描くときの基本になるのは眼球で、イメージとしては眼球に瞼をかぶせていく感じで考えてください。
球体に黒目を描き、黒目の中に光を描いたら目の大きさに応じて上と下の瞼を描いていきます。
そうすることで目の大きさを調整できるだけでなく、たれ目やつり目などのバリエーションも豊富になります。
また二重瞼を描きたい場合は先にベースとなる瞼を眼球にかぶせて、その後二重の幅に応じて線を入れていくとうまく描けると思います。
これがマスターできたら次は目の向きに変化をつけることにチャレンジしてみてほしいのですが、このときに重要なのが左右のバランスです。
たとえば横を向いている目を描く場合、黒目の部分の光も同じ方向を向いていないと不自然な感じになってしまいますので、どこから光が差しているのかも意識しながら描いてみてください。
さらに下を向いた感じの目を描くときは眼球は見えなくなっている、あるいは少ししか見えていない状態になるのでまつ毛のバランスに気を配ってうまく方向付けをしましょう。
このように目の描き方にもいろいろありますのでひとつずつやってみてください。
イラストの描き方 | 03月09日更新